OBヘッド
デカール
表面処理ヤスリ
ハサミ
カッター(デザインナイフ)
ピンセット
綿棒
つや消しクリアースプレー
(なくても良い)彫刻刀 小丸刀
デカールのぬるま湯を入れる小皿(何でも良い)
OBヘッドの下準備です。バリやランナー等は予めカッターで落としておきましょう。特にアイホールは整えておきましょう。
また表面には離型剤が付着していますので、中性洗剤で良く洗っておきます。
1000番以上のサンドペーパーで磨いておくと、食いつきが良くなります。
ヘッド1個分のデカールをハサミで切り出します。
デカールを各パーツ毎に大まかに切り出します。
デカールの余白をカッターで切り落とします。余白は少ない方が良いですが、多少残しておいても大丈夫です。
眉毛と睫の位置合わせを簡略化するため、画像のようにわざと余白で繋げてしまう事もできます。
ここで彫刻刀の小丸刀があると、睫の内側など難しい曲線も簡単に切り出せます。
小皿にぬるま湯を入れ、底にピンセットで切り出したデカールを沈めます。20秒ぐらい経ったら取り出します。
濡らしたデカールを貼り付け位置近くに乗せ、ピンセットで台紙からデカールをスライドさせ、ピンセットで細かい位置を調整します。
デカールが水で濡れている間はスルスルと動かせますので、お気に入りの位置に合わせられるまで時間をかけても大丈夫です。もしデカールが乾いてきて動かしにくくなったら、綿棒で水分を追加してあげればまた動かせます。
お気に入りの位置に貼り付けられたら、綿棒でそっとデカールの水分を吸い取ってあげましょう。せっかく決まった位置からずれないよう、注意しましょう。ズレてしまったら逆に水分を追加して、位置合わせしましょう。
デカールが乾けば、デカールは動かなくなります。
他のデカールも同様に貼っていきます。
全部貼り終えるとこんな感じになります。
今回は、睫と眉毛を連結した状態で貼り付けました。それぞれ切り分けて貼り付けると、眉毛の位置によって表情を大きく変えることができますので、慣れてきたらチャレンジしてみてください。
デカールは厚みと光沢を持っているため、乾くとテカって見えますので、気になる方は次のクリアースプレー対策をしてみてください。
しっかりデカールが乾燥していることを確認したら、つや消しクリアーを30cmぐらいの距離からヘッド正面にサッと吹きかけます。3回ぐらいに別けて吹けば十分です。
クリアーはデカールを保護する役目もあります。
余力のある方は、先に光沢クリアーを吹いて乾燥させてから、つや消しクリアーを吹くことで、デカールの段差も目立ちにくくなります。
クリアーをしっかり乾燥させたら、デカールメイク完成です!
お疲れさまでした!
もっとデカールを極めたい方は、マークセッターやマークソフターという、デカールの密着度を上げるものが市販されていますので、それらも試してみるのも良いかもしれません。デカールがものすごく柔らかくなるため、デカールの位置が決まって固定されたら上からサッと塗る程度がいいかと思います。
またこのデカールをベースとして、加筆してみたり、パステルでチークを追加するとさらに魅力的になります。特にデカールが届かない瞼の縁を暗い色で塗っておくと、肌色が隠れ引き締まります。
失敗は何度でもできますから、色々楽しんでみてください!